維持透析を希望される方へ | ||
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災害対策への取り組み | 透析自主機能評価指標 | |
血液浄化療法センターは血液透析(HD、オンラインHDF、I-HDF、HHD)・腹膜透析(CAPD、APD)だけでなく、各種の吸着療法や集中治療分野での血液浄化全般に取り組む体制を強化してきました。 診療規模も透析装置を2008年度50台に増加し、とりわけ糖尿病性腎症や循環器、脳血管疾患、整形外科、眼合併症などをともなう患者さんにも対応できるような施設として整備を進めてゆきたいと考えています。 |
![]() 糖尿病内分泌内科 部長 近藤 照貴 |
取り組み | ||
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慢性腎臓病(CKD)外来 血液浄化療法センタースタッフが外来へ赴き、慢性腎臓病(CKD)の患者さんを対象に、患者さんが自分の病態を理解し、病気の進行を遅らせ、合併症の予防に重点をおきながら、最適な腎代替療法を自己決定できるように支援しています。 |
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在宅血液透析(HHD:Home HemoDialysis) 在宅血液透析とは、患者さんのご自宅で血液透析を行う治療法です。 院内で十分な教育訓練を受けていただいたうえで、自宅に透析装置を設置し、患者さん自身で準備~治療開始~終了・片付けまでを行います。 通院回数が減り、食事制限も緩和されることから、ご自身のライフスタイルに応じた生活が送れるようになります。 操作方法に関することや機器トラブルがおきても、スタッフにいつでも連絡がとれる体制を整えています。 |
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VA(バスキュラーアクセス)管理 血液透析患者さんはVA(シャントや人工血管)を良好な状態を保つことが重要です。 当センターでは透析前にシャントの状態を観察し、異常があればシャントトラブルスコアリング(STS)に基づき、シャント異常の早期発見に努めています。 異常発見時や定期的なフォローは、超音波エコー検査や、造影検査を実施しています。また、シャント狭窄や閉塞に対しては、経皮的シャント拡張術VAIVTや心臓血管外科によるシャントの増設や再建も実施しています。 |
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連携 | 長野中央病院は循環器科・整形外科・眼科・皮膚科など15の診療科があり、各科と連携し透析患者さんの様々な合併症に対して院内でバックアップしています。 |
◆問い合わせ
TEL:026-234-3584 FAX:026-234-3584
◆対応時間
平日 9:00~17:00 土曜 9:00~12:30
血液透析 [昼/夜] |
腹膜透析 [午後] |
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月 | ○/○ | × |
火 | ○/× | × |
水 | ○/○ | ○ |
木 | ○/× | × |
金 | ○/○ | ○ |
土 | ○/× | × |
日 | ×/× | × |
※夜間透析は16:30以降開始、22:00終了となります。
※当院では血液透析(HD)、腹膜透析(CAPD)をはじめ様々な血液浄化療法を行っております。
◆ベッド数
50床
◆人員配置
○昼クール勤務職員12名 ○夜クール勤務職員4名
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血液浄化療法センターは2005年10月に増築された病棟にあり、患者さんが歩行する場所に障害物は一切なく、バリアフリーを実現しました。 | |
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患者様が座る壁には地震時の落下物を防ぐため、頭の部分より高いところに物品をおかないようにしています。 |
透析を受ける患者さん用の待合室です。|
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入り口から一番近い所は車イスのまま介助の方と一緒に入る事ができます。 |
カーテンで区切る事のできる個室は全部で3つあります。|
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以下のような利点があります。 ①前方への体重移動が容易で立ち上がり易い。 ②移乗時の回転や移動が少ない。 ③手すりの持ち替えがないためバランスを崩すことがない。 ④ズボンの上げ下げ時に頭部で前壁に寄りかかれるため上肢を使える。 ⑤左右の片麻痺患者様でも利用できる。 |
当院リハビリ室が考案した車椅子用のトイレです。特徴は、便座の正面壁に手すりが設置してあります。