MRI検査は、磁石と電波を用いて検査しています。装置の特性から、強い磁石による金属の吸引・磁場の変動による神経刺激・電波による発熱(やけど)への注意が必要です。また、非常に動きに弱い検査となっています。

問診同意書の記入にご協力いただきます。
以下に該当するものがある方は、事前に必ずお申し出ください。
●検査不可・・・以下の物が体内にある場合は、検査できません。
MRI対応でないペースメーカー(*)、体内式除細動器、人工内耳
*MRI対応のペースメーカーであっても、頭部以外のMRI検査は当院では行いません。
*MRI対応のペースメーカーであっても、頭部以外のMRI検査は当院では行いません。
●素材によって検査不可・要調整・・・手術元への確認が必要となる場合があります。
脳動脈瘤クリップ、脳室シャント、ステント(冠動脈・大動脈・胆管など)、義眼、
心臓人工弁、外科用クリップ、子宮内避妊具、整形外科用ネジ・プレート、
人工関節・骨頭、シーネ・ワイヤー
●体内金属異物・・・部位と種類によっては安全に検査できないことがあります。
怪我、溶鉄業、花火職人等による金属片など
●体表・・・火傷や皮膚の変色のおそれがあります。
刺青、取り外し出来ないピアス
●妊娠中・・・原則検査を行いません。主治医とご相談下さい。
【検査の着替えについて】
検査当日は、専用の検査着へお着替えいただきます。
金属・チャック・ボタンのあるお洋服は着替えが必要です。
携帯電話、スマートフォン、時計、補聴器、磁気カード類は検査室へ持ち込むと故障やデータ消去の恐れがあります。
また、以上の物によって画像が歪む原因となることがありますので、持ち物はロッカーに入れていただき、検査室へは持ち込まないようご協力ください。
2014年3月よりSIEMENS社製 3.0T MRI装置 MAGNETOM Skyra が稼働しています。
部MRIの認知症検査(VSRAD)では、撮像した画像を用いて、ソフトを使った解析で脳萎縮の程度を数値化することや、萎縮の強い領域をカラーで確認することも可能です。
