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「脳卒中の治療が遠隔地の専門病院ではなく、自分が暮らしている街でできるようになってほしい」そんな想いから、長野中央病院のリハビリテーション科は始まりました。そして、日々様々な技術を導入、たくさんの新しいリハビリスタッフが加わり、創意工夫を凝らして、障害があっても自立した生活が送れるように頑張ってきました。 「障害があっても生き生きと生活したい」そんな患者様の想いから生き甲斐作りとして患者会活動も始まり、リハビリ農園や患者会旅行は楽しい行事として続けられています。 今また各地にリハビリと入浴が出来る通所施設や訪問リハビリを展開し、退院後の患者様の機能維持に新たな挑戦をしています。 |
忘れられない患者さんたちと共に歩んだ30年間。自分たちの肉親をお世話するつもりでやってきました。 はじめは長野中央病院だけのリハビリだったのが、今は老健ふるさとや、訪問看護ステーション、デイケア、デイサービスもできました。 障害者を支えるネットワークを大きく広げ、これからも初心を忘れず頑張っていきます。 |
![]() リハビリテーション科 部長 中野友貴 |
◆医師を中心に、看護・介護集団、リハビリテーションの専門集団、医療福祉相談員など、複数の専門職がチームを作り、365日リハビリテーションを実施し、支援します。
◆患者様の状態に合わせた安全で安心なベッドサイド環境を整え、ポータブルトイレから洋式トイレ自立に進む『自立重視型排泄アプローチ』を実践し、排泄自立を目指します。
◆退院後も必要なリハビリが継続できるよう、法人内の事業所(老人保健施設、介護複合施設、診療所での訪問・通所リハビリテーションなど)や地域の介護保険サービス提供事業者との連携を図ります。また、生きがいづくりとして友の会の活動を援助し、協力する中で、患者様のQOLが向上できるよう支援します。
毎日、病棟で集団立ち上がり練習50回を行います。 リハビリスタッフと1日の目標を設定し、自主トレーニングも積極的に取り組みます。 |
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2週間ごとに、患者様一人一人の身体機能について確認します。 ご家族も参加して、リハビリ状況を確認できます。 |
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病棟回診後、他職種合同でのカンファレンスが行われます。 | ![]() |
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食事もリハビリの一環と考え、食堂で食事をとって頂きます。 |
窓からは長野市の北部を一望できます。|
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また、移動が楽な「すべる入浴台」を考案し、退院後の指導にも導入されています。 |
片麻痺患者様が入りやすい工夫がされています。|
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前手すり型車椅子トイレ」を考案し、排泄自立重視の医療活動を行っています。 | 片麻痺の患者様が使いやすい「
回復期リハビリテーション病棟入院料1(1病棟56床)
疾患別リハビリテーション
心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
回復期リハビリテーション病棟 | 病床数:56 |
医師 | 3名 |
理学療法士 | 14名 |
作業療法士 | 11名 |
言語聴覚士 | 5名 |
看護師 | 25名 |
介護福祉士/介護士 | 10名 |
社会福祉士 | 2名 |
回復期リハビリテーションを要する 状態の区分別内訳 |
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症若しくは手術後の状態または義肢装着訓練を要する状態 | 39人 |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節若しくは膝関節の骨折または2肢以上の多発骨折の発症後または手術後の状態 | 13人 | |
外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態 | 10人 | |
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靱帯損傷後の状態 | 0人 | |
股関節または膝関節の置換術後の状態 | 0人 | |
合計 | 62人 |
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