無料低額診療

無料低額診療事業

医療を受ける権利
すべての人に平等です

自覚症状がありながら我慢しつづけ、ようやく受診したときには既に手の施しようがない方や、医療費が払いきれないからと治療通院をやめて症状が悪化してしまう方など、患者さんの悲痛な訴えは後を絶ちません。
医療従事者としてこんなに切ないことはありません。
長野中央病院は、だれもが安心して医療にかかれる社会を目指して、社会保障制度の改善を求めています。

無料低額診療事業とは

無料低額診療とは、社会福祉法に基づき、生活困難な方が経済的理由によって必要な医療を受ける機会を制限されないよう、無料または低額で医療を行う制度です。
この制度を通して、さまざまな社会保障制度を活用することで、健康と生活の両面での回復を目指します。

たとえば
このようなときにご相談ください

  • 健康保険証を持っていない
  • 「医療費が払えないから…」と
    病院に行くことをためらっている
  • 病気や障害、失業等により
    医療費を払えない
  • ホームレスの人が健康を害しているのを発見した

利用方法

相談 窓口の職員または退院支援センター(医療福祉相談室)にお申し出下さい。
無料低額診療の利用には、所定の申請書、収入状況を証明する資料の提供が必要です。
制度の適用の有無にかかわらず、まず必要な治療を始めます。
安心して受診してください。
面談 退院支援センター(医療福祉相談室)でお話を伺います。
お話の内容により、制度の利用が必要とされた場合には適用となりますが、ならない場合でも治療費の支払いのほか、当面の生活などについて、一緒に打開の道を探すように相談に応じています。
他の公的な制度の利用が可能な場合は、その手続きをおすすめすることもあります。
審査・決定 適用かどうか会議で検討したあと、結果をお知らせします。
無料低額診療制度は、生活が改善するまでの一定期間の措置です。公的な制度や社会資源の活用、生活改善の方向を見つけて、一緒に生活を立て直していきましょう。

お問い合わせ

退院支援センター(医療福祉相談室)

電話受付時間

平日 8:45~17:15 / 土曜 8:45~12:30