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レポート

Dr.Bが 小児科の看護師さんに取材しました 長野中央病院レポート

Dr.Bが 小児科の看護師さんに取材しました

小児科手帳

 長野中央病院の小児科では、2021年から同院オリジナルの「小児科手帳」を導入している。これは、熱や咳などお子さんのその時々の症状や心配ごとを、時系列で記入できる手帳である。今までは、来院時にこれまでの症状を問診票に記入していた。しかし、ゆっくり書けない、聞きたいことを忘れてしまったなど、せっかく病院に来たのにうまく説明できない・・・という保護者の皆さんの悩みを解決するため、この手帳の作製に至った。

「小児科手帳」を導入したことで、来院時の負担軽減と待ち時間の短縮につながり、好評を得ている。お子さんの症状を一番把握している方が当日一緒に来院できず、代わりの方に付添いをお願いする場合にも活躍している。「今まで問い合せの多かったQ&Aを巻末につけるなど、手帳がより使いやすくなるよう検討していきたいです」と話す看護師さん。病気の記録にもなり、「去年の今頃はこうだった」など症状を比較することもできそうだ。